「東京建物」ってどんな企業?

「東京建物」ってどんな企業?

東京23区を中心に都市開発を行うデベロッパー

東京建物は東京23区を中心にオフィスビルや商業施設などの開発、マンションの管理、住宅の開発及び販売、不動産の売買・仲介などを行う総合不動産会社です。

東京都中央区の東京スクエアガーデン、東京都中野区の中野セントラルパーク、東京都千代田区の大手町タワーなどエリアのランドマークとなる有名な建物を数多く開発してきました。
このほかにも東京スクエアガーデンや中野セントラルパーク、大手町タワーのOOTEMORI(オーテモリ)など、ショッピングモールの開発も行っています。

現在も東京・池袋に高層ビルHareza(ハレザ)池袋を建設中です。
Hareza池袋は豊島区庁舎と豊島公会堂の跡地に建つ33階建てビルで、オフィスのほかシネマコンプレックスなど劇場施設が利用できる複合施設です。
池袋エリアの最大級の開発事業として注目を集めており、2020年のオープンが待たれています。
Hareza池袋が完成によって、池袋がどのような進化を遂げるか、今から楽しみです。

住宅事業では、分譲マンションブランドBrilliaを中心に、賃貸マンションの建設やマンション建替え事業などを展開し好評です。

安田財閥がルーツの老舗不動産会社

東京建物の設立は、1896年(明治29年)10月1日です。
安田財閥の創始者だった安田善次郎氏が東京・日本橋に会社を設立しました。
建設業界のなかでは最も古い会社で、老舗中の老舗です。

不動産業界でいち早く住宅ローンとして割賦販売方式を採用したことでも知られています。
これによってマイホームが購入しやすくなり、日本の不動産市場の成長に大きく寄与しました。

また、昭和38年に不動産鑑定評価制度を創設し、昭和39年には1棟のビルを複数の人が区分を分けて所有する区分所有ビルの開発、不動産証券化第1号登録など画期的な事業を手がけており、不動産業のパイオニアとしての地位を確立しています。

2016年12日31日現在の資本金は924億円、2016年12月期の売上高は約2,544億円で、不動産業界の売上高ランキングでは第10位となっています。

信頼を未来へつなげる東京建物

東京建物は経営理念として、「信頼を未来へ」をスローガンに掲げています。
100年以上もの長い歴史で培ってきた信頼を誇りとし、企業の発展を通じて、豊かな社会づくりを目指して躍進を続ける企業です

創始者の安田善次郎氏が提唱したお客様第一の精神と、進取の精神を大切にしており、老舗の不動産会社でありながら画期的な都市開発が目立ちます。
これまでに培ってきた実績と信頼を受け継ぐとともに、固定観念にとらわれない新たな価値観の創造に取り組んでいます。

少子高齢化や国際化などで価値観が多様化しており、家族や暮らしの在り方にも大きな変化が行っています。
このような変動の時代において、信頼を未来へつなげ次の時代も人々から支持される企業を目指しているのが東京建物です。