「オープンハウスグループ」ってどんな企業?

「オープンハウスグループ」ってどんな企業?

低リスクの不動産投資を目指すオープンハウスグループ

オープンハウスグループは、俳優の織田裕二さんや、モデルの菜々緒さんの「東京に、家を持とう。」のテレビCMで知られる不動産会社です。

不動産事業はハイリスクな投資が多いのですが、オープンハウスは比較的リスクが低い分野の事業に注力しています。

不動産の資産価値は社会的なニーズによって常に変動しています。
また不動産開発は、企画から完成までには長い時間がかかる大掛かりなものが大半です。

オープンハウスグループでは不動産価格の変動と、事業の長期化の2つのリスクを避けるために、小規模で短期間の開発プロジェクトを手がけることで、ローリスクで安定的な事業を目指しています。

このため、主な事業領域は住宅地における小規模マンション、戸建分譲住宅、不動産仲介事業です。
東京都と神奈川県を中心とした戸建住宅の販売に強みをもっとおり、きめ細かな接客サービス、ウェブサイトを活用したマーケティングによって売上を伸ばしてきました。

また、土地価格の高い首都圏において、狭い土地でも満足度の高い戸建住宅を提供しており高く評価されています。
狭い土地を有効活用するための3階建て住宅を積極的に販売しており、東京都と神奈川県の販売実績では1位に輝いています。

大手不動産会社が積極的に手がけている大型マンションの分譲事業や収益不動産事業、私募ファンドやREITといったファンド事業は行っていません。
とても堅実な不動産事業グループといえます。

しかし近年は急成長に伴い、ローリスクの不動産事業を中核に据えながらも、ハイリターンビジネスにも参入。
独立系の総合デベロッパーのトップの座を目指しています。

顧客の視点に立った家造りに定評

オープンハウスの創業は、1997年9月です。
2001年にセンチュリー21・ジャパンとフランチャイズ契約を結びましたが2012年に解約し、その後は自社ブランドのマンションを販売しています。

2017年9月末現在の資本金は40億3,246万円で、2016年9月期の売上高は2,472億円でした。

オープンハウスグループは顧客が求める住まいを追求し、やる気のある人材を募って、社会から求められる不動産会社となることを経営理念に掲げています。

この理念を実現させるために顧客の意思を何よりも尊重し、常に変化する時代のニーズに対応すべく地道な努力を続けています。

また、接客は誠実かつ情熱的に、そして鉄は熱いうちに打ての精神でスピーディーな行動を心がけると同時に、住宅というモノを作るのではなく、顧客の立場に立った商品の販売に力を入れています。
需要に即したマーケティング戦略や、顧客の視点に立った住宅作りでは定評がある会社です。