テラスで勉強する学生

学生マンションのメリット・デメリット

学生マンションとは

学生マンションは、基本的に入居者が、学生に限定されている居住地を指します。

学生マンションという名前で、「学生寮」とは異なり、自分の自由な時間を保証されており、門限や共同生活など、学生寮のような生活を制限される心配はありません。自由な時間を過ごせることから、アルバイトも行えます。

また、予備校生でも、予備校に通っている証明があれば、大学生でなくても入居予約はできます。

学生マンションのメリット・デメリット

基本的に入居者が学生に限られ、個人の自由時間も確保できる学生マンションのメリット・デメリットを紹介します。

メリット1「セキュリティに力を入れている」

学生マンションは、若い層の入居率が高く、勉学に励む学生のために、セキュリティに対して積極的に力を入れています。

例えば、アルバイトやレポートのことで頭がいっぱいになってしまい、ドアのカギをうっかりかけ忘れてしまった、ということにならないようダブルロックタイプのドアが設置されていたり、防犯シャッターが付いていたり個人の安全を守るよう対策が施されています。

24時間体制で管理人が常駐している物件もあり、何らかのトラブルが発生した場合もすぐに連絡・対応できます。中には女性専用の学生マンションもあるため、女子学生で1人暮らしの生活が心配と思う人にはピッタリな物件になるかもしれません。

メリット2「設備が充実している」

インターネット回線が敷かれている他、冷暖房換気乾燥機など、1人暮らしで必要な設備は整えられており、快適な学生生活を送れます。

デメリット1「入居費が高い」

防犯システムや設備が充実している分、学生マンションの家賃は比較的高めに設定されているようです。また、常駐する管理人の人件費もかかるので、入居する際は事前に家賃や設備内容を確認すると良いでしょう。

デメリット2「物件数が少ない」

専用マンションでは通常マンションと比較して、物件の数がありません。学生マンションの場合、良い物件をみつけてもすぐに埋まってしまう可能性が高いため、部屋探しは早めに行なうと良いでしょう。

一般マンションとの比較

学生専用のマンションでは、勉学に集中できるよう快適に過ごしてもらうため、ある程度配慮されていますが、一般的なマンションでは設備やセキュリティ面など生活に関わる部分はすべて自己責任。

しかし、学生マンションより家賃の安い物件も数多くありますし、設備環境によっては、学生マンションよりも良い内容の物件が見つかることも。

学生や今から大学生を目指す人の1人暮らしを考えた時に、金銭面やスケジュールの調整、通学などの様々な理由から、物件選びで悩んでしまう人は多いと思います。学生マンションは、学生寮と比較して個人の生活が尊重されているため、物件選びの参考にすると良いでしょう。