物件を見学する際のポイント

気に入った物件はどんどん内覧しよう

賃貸でも購入でも、情報収集をしていくとその中のうち何件か気になる物件が出てきます。

もし具体的に気に入った物件が決まってきたら、どんどん内覧をさせてもらうとよいでしょう。

特に中古マンションの購入などでは一生ものの買い物になることもありますので、遠慮をしないでとにかく自分の目で見て判断をしていくようにすることが大切です。

しかし内覧に行くときにはただ漠然と行ってイメージだけで良し悪しを決めるということではいけません。

行く前にはその物件のどこを注意してチェックしたいかということをリストアップしておき、他の物件と比較しておきたい点を絞り込んで準備していきましょう。

あまり不動産業界の契約に慣れていない人になると、つい最初におすすめポイントを営業マンに伝えられるとすぐにでもそこを契約してしまいそうになりますが決定も焦ってはいけません。

よく人生訓として「やらずに悔やむよりやって悔やめ」と言われますが、不動産に関しては全く逆で「買って後悔するより買わずに後悔した方がいい」ということが基本的な考えになります。

物件のチェックポイントの基本

それぞれの物件へのこだわりは人によって異なりますので、まず自分だけのこだわりはしっかりとメモとして書き出しておきます。

日当たりや窓の位置、ベランダや空調設備の有無、コンセントの位置といった室内でチェックしておきたいポイントはたくさんあります。

また水回りの使い勝手もかなり住み心地に影響してきますので、キッチンやバスルームも設備をよく見ておきたいところです。

それと案外見逃しがちなのが周辺の環境です。

駅からの道の人通りや、1~2階なら防犯面に不安はないかといったことも周囲を回ってみていくようにしましょう。

行ってみたら思っていたよりも近くにお店があったり近くの道路の交通量が多かったりということもわかるので、できるだけ多くの物件を内覧して経験値を積むようにしてみてください。

尚、ペットを飼う場合は物件の近くに動物病院があるかという点も確認しておきましょう。

いざとなったときに頼れる獣医がいれば心強いですよね。

それと併せて犬、猫のためのペット保険にも加入しておくとよいでしょう。