広告の見方

物件選びの基礎の基礎

これから物件を検索していくならまず最初に身につけておきたいのが広告の見方です。

不動産物件の広告では、まず「賃貸」か「販売」かといったことを区別しつつ物件のだいたいの所在地や間取りなどを掲載しています。

場合によってはかなり大げさに広告文句を打っている場合もあり、今すぐにでも契約をしないとすぐにでも売り切れてしまうかのように感じることもありますが慌ててはいけません。

不動産に関する広告については「不当景品類及び不当表示防止法」や「宅地建物取引業法」という2つの法律で厳密に定められているので、業者が自社物件を特によく見せようとして虚偽の記載をすることはできなくなっています。

そのためどんなに小さな掲載であっても必ず記載しないといけない内容は決まっているので、大きな広告文句だけでなくアイされている内容を全体的にとらえていくようにしましょう。

必ず見ておきたいポイントとは

不動産広告を見るときに必ずチェックをしたい項目として「業者の取引形態」「業者の免許証番号」「物件所在地」「交通状況」「引越し時期」「面積」があります。

またこれから土地を購入してそこに建物を作るという場合には「前面道路の状況」や「権利」「地目」「法令による制限」「インフラ状況(水道管・ガス管の位置)」などもよく調べておきたい項目になっています。

こうした情報は一つだけを見るとよい部分しか書かれていないのですが、複数の物件で比較してみるとその建物のどこに良い点があり、どこにちょっとした弱点があるかということがわかってきます。

家賃や販売価格についても他の近隣の物件の比較対象があるとその価格が適正であるかということがわかるので、もし気になる物件があったら似たような条件のものも一緒に集めるようにするのがおすすめです。