「野村不動産ホールディングス」ってどんな企業?

「野村不動産ホールディングス」ってどんな企業?

プラウドシリーズが人気の野村不動産ホールディングス

野村不動産ホールディングスは、野村不動産グループの不動産会社です。
主にマンションや戸建住宅などの開発・分譲を行う住宅事業、オフィスビルや商業施設などの賃貸事業、不動産投資事業、不動産仲介事業、マンションやオフィスなどのビル管理などを手がけています。

住宅事業ではマンションブランドのプラウドを基幹ブランドとし、郊外型のマンションとしてOHANAブランドも積極的に開発しています。
日本経済新聞社が実施したマンションブランドアンケート2014でプラウドは、10項目中の7項目で第1位を獲得しており、高い人気を誇っています。
住宅事業に関わるグループ会社には野村不動産、野村不動産リフォームなどがあります。

賃貸事業ではオフィスビルやショッピングモールなどの賃貸のほか、投資家用の不動産としてオフィスビルのPMOブランドをはじめ、商業施設や物流施設の開発に取り組んでいます。

また、資産運用事業も高く評価されており、不動産投資運用会社では、国内最規模です。
2022年3月末には総資産1兆8,500円を目指しており、このうち5,000億円の投資余力を残す計画を立てています。

建物の運営管理事業では、マンションやオフィスビルのほか、スポーツクラブ・メガロスを各地に展開しており、今後は超高齢化社会に対応するため、高齢者向け住宅の運営にも積極的に関わっていく方針です。

野村不動産ホールディングスの会社概要

野村不動産ホールディングスのルーツは、1957年に野村證券から独立して設立された野村不動産です。
2004年に野村不動産の持ち株会社として野村不動産ホールディングスが誕生しました。

2017年3月現在の資本金は1,167億7,957万3,800円、売上高は約5,696億円、営業利益は約772億円でした。
2017年現在の不動産業界での売り上げランキングは6位となっています。
従業員数は連結ベースで6,467名です。

野村不動産ホールディングスの企業理念

野村不動産ホールディングスの企業スローガンは、「あしたを、つなぐ」です。

人や街が大切にしている価値を生かし、未来へとつながる街づくりを通じて豊かな暮らしを育み、新たな価値を生み出すことを目指しています。

また、野村不動産ホールディングスグループのロゴマークであるオレンジと紫で描かれたNの文字は「ユナイテッドN」と名付けられており、社員、ユーザー、社会とのつながりを大切にして、よりよい未来を築くというビジョンを表しています。

マンションやオフィスビルなどさまざまな不動産開発を展開し、街づくりや再開発に積極的にかかわる野村不動産ホールディングス。
社会の変化に伴う多様な価値観を満たすために今後も、進化をし続ける企業として注目されています。