「東急不動産ホールディングス」ってどんな企業?

「東急不動産ホールディングス」ってどんな企業?

東急不動産グループの持株会社東急不動産ホールディングス

東急不動産ホールディングスは、東急不動産ヤ東急コミュニティー、東急ハンズ、東急リバブル、東急住宅リース、学生情報センターなどの関連会社から構成される持ち株会社で、主な事業は次のとおりです。

最も主要な事業はオフィスビルや商業施設、賃貸マンションなどの開発、賃貸事業です。
また、投資家向け物件の販売や、REIT・不動産私募ファンドなどによる資産運用も積極的に行っています。

また、分譲マンションや戸建住宅の開発・分譲事業を手がける企業としても有名です。

このほかはマンションやビルなどの管理事業、不動産の仲介事業のほか、東急ハーヴェストクラブで知られるリゾート施設の開発、高齢者向け住宅やホテルの運営なども手がけています。

また、手作り用品などを販売する東急ハンズの運営外車としても知られています。

これらさまざまな事業を傘下のグループ会社が担当しており、東急不動産ホールディングスはグループ会社を統括しする中核企業です。

不動産業界での売上5位

東急不動産ホールディングスは2013年10月に設立されました。

もともとは、1922年に設立された目黒蒲田電鉄株式会社がルーツです。
この会社は現在の東京急行電鉄株式会社のことで、東急沿線での街づくりを始めとする不動産サービスや、ホテル・リゾートの運営事業などを展開してきました。
そして2013年に東急不動産のほか東急コミュニティー、東急リバブルの3社が東急不動産ホールディングスを設立し、東京証券取引所の市場第一部に上場しました。
現在は200社以上のグループ会社を擁する、大手不動産会社として活動しています。

2017年12月現在の資本金は600億円です。
2017年3月期の売上高は約8,085億円となっており、不動産業界での売上高は5位でした。
国内に提供している分譲マンションは9万戸、オフィスビルや商業施設の延床面積は145万8,000平方メートルを誇ります。

美しい時代を目指す東急不動産ホールディングス

東急不動産ホールディングスグループのスローガンは「美しい時代へ」です。

多様な価値観に対応できる美しい生活環境を創造することを理念に掲げ、グループ会社各社の自立しながらも互いに連携し、相乗効果で更なる創出性を高めることを目指しています。

営利活動以外でも学校法人や財団の活動、地域での支援活動などを通しての社会貢献活動も積極的に行っています。

東急不動産ホールディングスは、DIYを推奨する小売店として画期的だった東急ハンズや、会員制リゾートクラブの東急ハーヴェストクラブなど、時代のニーズを先取りするアイデアを取り入れた経営が特徴です。
今後も時代や価値観の変化に柔軟に対応し、個性的な企業として進化していく企業として目が離せません。